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水道水はなぜ「おいしくない」か?
あなたは、水道水をそのまま飲んでいますか?
最近の水事情により、水道水をそのまま飲むより、ペットボトル入りのミネラルウォーターやお茶などを飲む人が増えているようです。
これは水道水の味が、「カルキ臭さ」や「カビ臭さ」や「生臭さ」などでまずくなってきたことからでしょう。
カルキ臭さは、殺菌や消毒のために入れた塩素が水の汚れのアンモニア性チッ素と反応することから生じます。使われる塩素の量が増えれば、カルキ臭もそれだけ強くなるのです。
原水の汚れがひどくない頃は少量の塩素で足りていたのですが、近年、水源の河川や湖の汚染が進み、塩素の使用量が増えています。
カビ臭さ、生臭さは、植物性プランクトンなどの微生物の異常発生によって生じるにおいです。
これは生活排水や農業排水などが流れ込んで、チッ素やリンなどで水源の水が富栄養化する事から起こります。