浄水器の種類とその特徴
浄水器もいろいろ
浄水器には、形状やろ過方法によって様々な種類があり、一般的にはポット型、 蛇口直結型、据え置き型、ビルトイン型、家中浄水するセントラルタイプと大きく5つにわけることが出来る。
●ポット型(ピッチャー型)は
持ち運びが出来てる。プラスチックの本体に、活性炭とイオン交換樹脂※をつめたシンプルな構造。ろ過流量は小さいがコンパクトな割に浄水能力は高く価格も手頃。料理など大量に使うには不向き。
●蛇口直結型(蛇口取り付け型)は
蛇口の先端に簡単に取り付けられて直ぐに使用できる。中空糸膜※フィルターと活性炭を組み合わせたもので、細菌などの微細な物質を除く事が出来、価格も手ごろ。容量が少なく目詰まりを起こすので、カートリッジの寿命は短い。
●据え置き型は
浄水器をホースでつなぐ構造。原水と浄水の切り替え操作が必要になる。ろ材※としての活性炭が多いので浄水能力は高く、長時間の使用に耐える。価格は高く、設置スペースも必要となる。
●ビルトイン型(アンダーシンクタイプ)は
シンクの下に組み込まれた排水管に取り付ける構造。流しが広く使えて原水と浄水の切り替えの煩わしさがない。ろ過流量やろ過能力が大きくカートリッジも長持ちする。価格が高く、配管取り付けの工事が必要になる。新築、改築を考えている場合に向いている。
●セントラルタイプ(元栓直結型)は
水道メーター器以降の水道配管に、バイパス配管を設け設置。屋外設置のため、スペースの心配がなくキッチンも広々使える。家全体の水が浄水される設計のため、ろ過量は大容量。キッチンはもちろんお風呂もシャワーも洗面所でも浄水が使え、水量も落ちない。価格はレンタル商品から 買い取りの高価なものまでさまざま。